2009年6月3日水曜日

ダヴィンチコード

今日やっとT野君から借りたダヴィンチコードを観ました。w
感想はというと、「はしょりすぎ」。
もっと謎解きの部分とかを深く追求してほしかった。

はっきり言って、小説の内容を映画にするのは難しいと思う。
特にダヴィンチコードなんて出版されたとき上下巻の二冊だったし、文庫本になってからは三冊で出されているほどの長編小説です。端的に表現してこの時間でしょう。
それに映画は、映画単体として観るのか、小説の延長として観るのかでは大きな違いが出てくると思う。
映画は何かとテーマをつけないとまとまらないので愛だとか友情だとかテーマをつけることによりまとめられるが、ダヴィンチコードの場合はどうだろうか。ダヴィンチコードのテーマはミステリーでしょう。でも、特に謎に触れている部分が多いわけでないのがつまらない原因か。
小説を読まずに観た人が理解できないのがうなずけました。

まあこんなに言っても、僕的には観てよかったです。
小説の内容を結構覚えていたので観ていて自分の頭の中で想像を巡らせていました。
シオン修道会、オプス・デイ、テンプル騎士団などなどさまな団体が出てきましたが、小説ではもっと謎が多かったのを覚えています。あと、映画を観ながら思ったことは憶測が飛び交いすぎてそれが全部結末へ繋がってしまったということ。それは小説の作者のダン・ブラウンへも講義が多数寄せられたそうですが・・・しかし、そこはフィクションなので多めにみます。

主人公のロバート・ラングドンが若いときの話の「天使と悪魔」も是非みたいですね。
ローマ法王を決める儀式(コンクラーベ)の最中に次々と殺人が起き、それにラングドンが謎を解きながら犯人を追い詰めるところは小説ではドキドキものでした。
今回は前評判が意外に高い?ので少し期待したいと思います。

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